「今日もやろうと思っていたことが終わらなかった。」
「明日は何から手をつければいいんだろう。」
忙しい日が続くと、目の前のことをこなすだけで一日が終わってしまいます。
時間管理が苦手だから、もっと細かく予定を立てた方がいいのか。便利なアプリを使った方がいいのか。
そう考えるかもしれません。
でも私は、時間管理のためにさらに時間を使う必要はないと思っています。
まずは寝る前の10分だけでいい。
今日を振り返る。明日やることを書き出す。
その中から、最優先を決める。
これだけでも、翌朝「何からやろう」と迷う時間を減らせます。
この記事では、時間管理が苦手な人でも続けやすい、寝る前10分の3ステップを紹介します。
時間管理が苦手なら一日を細かく管理しなくていい
時間管理というと、一日の予定を細かく区切るイメージがあります。
- 8時からメール。
- 9時から資料作成。
- 10時から会議。
- 12時から昼休み。
予定どおり動ければいいのですが、仕事では急な依頼も入ります。
電話も来る。トラブルも起きる。
予定していた仕事が長引くこともあります。
そのたびにスケジュールを組み直していたら、それだけで疲れてしまいます。
私は、時間管理が苦手な人ほど、最初から完璧な予定表を作らなくていいと思っています。
必要なのは、
明日やることと、その中で何を最優先にするか。
まずはそれだけで十分です。
時間管理そのものの考え方については、こちらの記事で詳しく書いています。
この記事では、そこからさらに一歩進めて、実際に毎日どう整理するかを考えていきます。
寝る前10分①今日できなかったことを確認する
最初にするのは、確認です。
今日、何が終わって何が残ったのか。
たとえば、
- 資料作成は終わった
- メール返信が2件残った
- 明日の会議資料を確認できなかった
- 資格の勉強はできなかった
これくらいで構いません。
大切なのは、
「今日もできなかった」で終わらせないことです。
できなかったものがあれば、なぜできなかったのか。
そこを一度考えます。
- 予定を詰め込みすぎた。
- 予想以上に仕事が長引いた。
- 急な依頼が入った。
- スマホを見て時間を使ってしまった。
- 単純に疲れていた。
原因によって、明日の対策は変わります。
- 予定を詰め込みすぎたなら減らす。
- 急ぎの仕事が入ったなら、それは仕方がない。
- スマホを見すぎたなら、触らない時間を作る。
- 疲れているなら、予定を増やすより休む。
時間管理は、
「できなかった自分を責めること」ではなく、「次はどうするかを決めること」だと思っています。
寝る前10分②明日やることを書き出す
次に、明日やることを書き出します。
ここでは、頭の中だけで考えない方がいい。
紙でもスマホでも手帳でも構いません。
仕事なら、
- 見積書を提出する
- A社へ電話する
- 会議資料を確認する
- ○○さんへ返事する
プライベートなら、
- 資格を30分勉強する
- ブログを書く
- 買い物へ行く
などです。
一度書き出すと、「やることが多すぎる」と思っていたものが、意外と整理できます。
逆に、本当に多すぎることに気づく場合もあります。
そのときは、全部明日やろうとしない。
ここが大切です。
1日は24時間しかありません。
仕事や睡眠、食事などの時間を除けば、自分で自由に使える時間はさらに少なくなります。
全部を予定に押し込むのではなく、「これは明日ではなくてもいい」というものを外していきます。
予定を作るときから、やらないことを決める。
これだけで翌日の負担はかなり変わります。
寝る前10分③明日の最優先を一つ決める
最後にやるのが、
明日の最優先を一つ決めることです。
やることが5つあっても、全部が同じ重要度ではありません。
仕事なら、
- 期限が今日なのか。
- 相手が待っているのか。
- 終わらないと次の人が動けないのか。
- 後工程に影響するのか。
こうした条件によって優先順位は変わります。
たとえば、
- 見積書を提出する
- ファイルを整理する
- 来週の資料を作り始める
という3つなら、提出期限が明日の見積書が最優先になります。
翌朝は、「今日は何からやろう」と考える必要がありません。
昨日決めた一番大切なことから始める。
それだけです。
もちろん、朝になって緊急の仕事が入れば変えていい。
予定は絶対ではありません。
状況が変わったなら、優先順位も変えればいいのです。
スキマ時間は無理に埋めなくてもいい
以前の私は、「スキマ時間も有効活用せねば!」と考えていましたが、今は少し考えが変わりました。
通勤中。待ち時間。昼休み。10分空いたから勉強する。
メールを返す。本を読む。
もちろん、自分がやりたいならいいと思います。
でも、
空いている10分を全部何かで埋める必要はありません。
ぼーっとする時間があってもいい。
休憩してもいい。
スマホを見るのだって、それを自分で選んで楽しんでいるなら問題ありません。
時間管理の目的は、一日のすべてを生産的な時間に変えることではないからです。
大切なのは、本当にやりたいことがあるのに、何となく別のことをして時間がなくなる状態を減らすこと。
スマホを何となく見続けてしまうなら、こちらの記事も参考になると思います。
10分で終わらないならもっと簡単にしていい
寝る前の時間管理を始めても、毎日きれいなToDoリストを作る必要はありません。
忙しい日なら、
今日残ったこと:1つ
明日やること:3つ
最優先:1つ
これだけでもいい。
時間管理を続けるために、時間管理そのものが負担になったら本末転倒です。
アプリも必須ではありません。手帳でもいい。紙でもいい。スマホのメモでもいい。
自分が一番簡単に使えるもので十分です。
重要なのはツールではなく、一日の終わりに、
明日の自分へ「最初にこれをやれ」と渡しておくこと。
だと思っています。
毎日続けなくても意味はある
「習慣にしなきゃ。」と思うと、今度は毎日できなかったことがストレスになります。
一日忘れた。二日できなかった。
それだけで、「やっぱり私は続かない」とやめてしまう。でも、一日抜けたくらいで何も問題ありません。
また明日やればいい。
時間管理は、毎日完璧に続けるためのものではありません。
自分が必要なときに、自分の時間を整理できるようになること。その方が大切です。
特に、
「最近やることが増えてきた」
「何から手をつければいいか分からなくなってきた」
というときだけでも、10分使って整理してみてください。頭の中だけで抱えているより、ずっと分かりやすくなります。
まとめ|寝る前10分で明日の迷いを減らす
時間管理が苦手だからといって、一日中スケジュールを管理する必要はありません。
まずは寝る前の10分で、
- 今日できなかったことを確認する
- 明日やることを書き出す
- 最優先を一つ決める
この3つだけやってみてください。
時間そのものは増えません。
でも、「次に何をやろう」と迷う時間は減らせます。
そして、やる必要のないことを予定から外せば、本当に使いたいことへ時間を回せます。
今日を完璧に終わらせる必要はありません。
明日の最初の一歩だけ決めておく。
時間管理が苦手なら、まずはそこからで十分です。





