「1日が36時間あればいいのに。」
私も昔、そんなことを考えたことがあります。
仕事がある。食事をする。風呂に入る。眠る。
毎日どうしても必要な時間があります。
そのうえで、勉強もしたい。趣味もやりたい。
家族との時間も欲しい。新しいことにも挑戦したい。
でも、どれだけ願っても1日は24時間です。
時間管理術というと、スケジュールを細かく組んだり、効率のいいツールを使ったりすることを想像するかもしれません。
もちろん、それも役立ちます。
でも私は、時間管理で一番大切なのは、
優先順位を決めること。
そして、今はやらないことを決めること。
だと思っています。
時間は増やせません。
だからこそ、限られた時間を何に使うかを決める必要があります。
この記事では、忙しい毎日の中で時間をどう配分するか、私なりの時間管理術を紹介します。
時間管理術は時間を増やす方法ではない
時間管理を工夫しても、1日が25時間になることはありません。
睡眠を削れば、一時的には使える時間が増えます。
食事を急げば、少し時間ができます。
休憩を減らせば、その分仕事もできます。
でも、それをずっと続けるわけにはいきません。
つまり、時間管理で本当に考えるべきなのは、
「どうやって時間を増やすか」ではなく、「今ある時間を何に使うか」です。
1日の中には、ある程度動かせない時間があります。
仕事。睡眠。食事。風呂。通勤。家事。まず、それを除いた残り時間が、自分で選べる時間です。
その時間ですら、全部をやることはできません。
だから優先順位が必要になります。
時間管理術①まず優先順位を決める
やることが多いときほど、
「全部やらなきゃ」と考えたくなります。
でも、全部を同じ優先度で扱えば、結局どれも中途半端になります。
まず決めるのは、
今、自分にとって何が一番大事なのか。です。
仕事なら、
今日中に終わらせなければいけない仕事。
相手が待っている仕事。後工程に影響する仕事。
他の人を止めてしまう仕事。
こうしたものは優先順位が高くなります。
プライベートでも考え方は同じです。
私自身、やりたいことはいくつもあります。
資格の勉強。ブログを書く。小説を書く。YouTube。
全部やりたい。
でも、全部を同時に全力でやることはできません。
そこで今は、資格とブログを優先しています。
小説とYouTubeは、やめたわけではありません。
今は優先順位を下げているだけです。
資格が落ち着いたら、小説を書く。
そのときには、また優先順位を変えればいい。
優先順位とは、一度決めたら永久に変えてはいけないものではありません。
その時々で変えていいものです。
時間管理術②「今はやらない」を決める
優先順位を決めるときに大切なのが、
やらないことを決めることです。
時間が足りないのに、あれもやる。これもやる。
新しいことも始める。となれば、当然苦しくなります。
だから私は、「何をやるか」と同時に、
「今は何をやらないか」を決めた方がいいと思っています。
ここで大切なのは、「やらない=捨てる」ではないことです。
今はやらない。来月はやるかもしれない。
半年後なら優先順位が上がるかもしれない。
状況が変われば、戻せばいい。
私は、この考え方があるとかなり楽になります。
「やりたいのにできていない」と思うと、後ろめたさが残ります。
でも、「今はやらないと自分で決めた」なら、迷わなくて済みます。
時間管理とは、予定を増やすことではありません。
選ばなかったものを一度脇に置くことでもあります。
時間管理術③空いた時間を待たず先に確保する
「時間ができたらやろう。」
これは、かなり危険な考え方です。
時間は、なかなか勝手には空きません。
- 仕事が終わったら。
- 家事が終わったら。
- 疲れていなかったら。
- 特に予定がなかったら。
そう考えていると、優先順位の高くないことは永遠に後回しになります。
本当にやりたいことがあるなら、
空いた時間にやるのではなく、先に時間を取る。
たとえば、20時から30分だけ勉強する。
土曜の午前中は資格勉強に使う。
朝にブログを書く。
予定として先に確保してしまいます。
私は、「やる気があったらやる」より、この方法の方が続きやすいと思っています。
やるかどうかを毎回考えると、そのたびに判断が必要になります。
最初から、「この時間はこれをする」と決めておけば、余計な迷いが減ります。
時間管理術④小さな無駄より大きな無駄を見る
時間管理というと、
「5分短縮する」
「朝の支度を効率化する」
「便利なアプリを使う」といった話もよくあります。
もちろん、それも悪くありません。
でも私は、その前にもっと大きなところを見た方がいいと思っています。
たとえば、毎日スマホを何となく1時間見ているなら、
朝の支度を3分短縮するより、そちらを見直した方が効果は大きい。
通知が来るたびにスマホを開く。
メールを何度も確認する。
SNSを少しだけ見るつもりが30分経つ。
こうした中断も、思った以上に時間を使います。
必要なら、通知を切る。スマホを別の部屋に置く。
集中する時間だけ触らない。
ただし、私は一日中効率を追い求める必要はないと思っています。
ゲームをする。動画を見る。ぼーっとする。
それを自分で選んで楽しんでいるなら、無駄ではありません。
問題なのは、本当は別のことをやりたいのに、何となく時間を使ってしまうことです。
削るべきなのは休息ではなく、自分でも望んでいない時間です。
時間管理術⑤効率化できる仕事は効率化する
優先順位を決めたうえで、効率化できる部分は効率化します。
- 同じ作業を毎回ゼロからやっている。
- 何度も同じ確認をしている。
- 毎回同じ文章を書いている。
- 資料を探す時間が長い。
こうした仕事は、仕組みを変えることで短くできることがあります。
- テンプレートを作る。
- チェックリストを作る。
- ファイルの場所を決める。
- 定型作業を自動化する。
- 早い段階で確認を取る。
特に仕事では、
時間をかけて完成させてから間違いに気づくのが一番もったいない。
途中で確認しておけば、何時間分ものやり直しを防げることがあります。
時間管理は、自分が速く動くことだけではありません。
無駄なやり直しを減らすことも立派な時間管理です。
やらないことを決めても残る作業は、AIや既存ツールで省力化できないか考えてみてください。生成AIは何に使う?仕事を減らすために最初に疑うべき考え方では、短縮する前に仕事自体を見直す方法から紹介しています。
時間管理ツールは増やしすぎなくていい
昔の私は、時間管理というと、
Googleカレンダー。タスク管理アプリ。ポモドーロ・テクニック。さまざまな方法を思い浮かべました。
もちろん、便利なものはあります。
ただ、今はツールそのものより、
自分が管理できる方法を一つ持っていれば十分だと思っています。
紙の手帳でもいい。スマホのカレンダーでもいい。Excelでもいい。メモ帳でもいい。
大切なのは、
- 「何をやるか」
- 「いつやるか」
- 「何を後回しにするか」
が自分で分かることです。
高機能なアプリを導入しても、その管理に時間を使っていたら本末転倒です。
ツールは時間管理を助けるものであって、時間管理そのものではありません。
時間があれば何でもできるわけではない
「もっと時間があれば、いろいろできるのに。」
私もそう思ったことがあります。
でも、時間が増えれば必ず行動できるとは限りません。
休日になった途端、何もしなくなることもあります。
時間があるから頑張れるのではなく、限られているからこそ、何をするか決められることもあります。
だから私は、1日36時間を求めるより、今ある24時間の中で、
- 何を大事にするか。
- 何を先にするか。
- 何を今はやらないか。
そこを決める方が現実的だと思っています。
考え方を整理したら、次は翌日の予定を具体的に決めておくと動きやすくなります。寝る前10分で翌日を整える時間管理法なら、無理なく実践できます。
まとめ|時間管理術は時間の使い道を決めること
時間管理術で大切なのは、予定を隙間なく詰め込むことではありません。
1日は24時間です。
そこから仕事、睡眠、食事、家事など必要な時間を引けば、自由に使える時間はさらに少なくなります。
だからこそ、
- 今、一番大切なことを決める
- 優先順位の低いものは「今はやらない」
- 本当にやりたいことは先に時間を確保する
- 何となく使っている時間を減らす
- 効率化できる作業は仕組みに変える
この5つを考える。
やりたいことを諦める必要はありません。
今できないなら、いったん置いておけばいい。
優先順位が変わったときに、また始めればいいのです。
時間は増えません。
だから、何に使うかを自分で決める。
それが、私が考える時間管理術です。






