「なんで自分はダメなんだろう」
「どうせうまくいかないし」
こんな言葉を、つい口にしていませんか。
私は、言葉には力があると思っています。
何度も口にする言葉は、自分の考え方に影響します。
「どうせ無理」と言い続ければ、できない理由を探すようになる。
逆に、「どうすればできる?」と言えば、できる方法を考え始める。
言葉だけで現実が変わるわけではありません。でも、
自分が使う言葉によって、その後の思考や行動は変わる。
自分の口ぐせだけでなく、周囲の人が繰り返す言葉にも影響されることがあります。ネガティブな人の言葉に引っ張られない考え方については、こちらの記事でも書いています。
「どうせ無理」と言えば、そこで考えるのが止まる。
「じゃあ、どうすればできる?」と言えば、次の方法を考え始める。
この違いは大きいです。
口ぐせを変える目的は、無理に前向きになることではありません。
自分の思考を止める言葉を減らして、次の行動につながる言葉を使うこと。
私は、それだけでも行動はかなり変わると思います。
口ぐせは、自分の考え方を少しずつ作っていく
同じ言葉を何度も使っていると、その言葉に合った考え方をするようになります。
たとえば、「俺はダメだ」と何度も言っている人は、
失敗したときも、「やっぱり自分はダメなんだ」と考えやすくなります。
すると、次第に挑戦しなくなる。やる前から諦める。
失敗した理由を考えるより、「自分には無理だった」で終わらせる。
逆に、「どうすればできる?」という言葉をよく使う人なら、失敗しても、「何が悪かった?」「次はどう変える?」と考えやすい。
別に、いつも前向きでいる必要はありません。落ち込むこともあるし、「もう嫌だ」と思う日もあります。
それでも、最後にどんな言葉で終わらせるか。
私は、そこが大事だと思っています。
「どうせ」で、自分の可能性を先に閉じない
一番やめたい口ぐせは、「どうせ」です。
「どうせ無理」
「どうせ自分なんて」
「どうせ分かってくれない」
「どうせ変わらない」
この言葉は、使った瞬間にその先を考えなくて済む、便利な言葉でもあります。
でもその分、まだ決まっていないことまで、自分で先に決めてしまう言葉でもあります。
「どうせ無理」と言えば、やる前から諦める。
「どうせ自分なんて」と言えば、自分の可能性を自分で下げる。
「どうせ分かってくれない」と言えば、伝えることまでやめてしまう。
本当に無理なこともあります。
向いていないこともあります。
何度伝えても分かってもらえない相手だっているでしょう。
でも、それはやってみたあとに分かることです。
最初から「どうせ」で結論を出す必要はありません。
私は、「どうせ」と思ったときこそ、
「本当にそうか?」と一度考える方がいいと思っています。
「どうせ無理」なら、
「何が無理なんだろう?」
「どうせ自分なんて」なら、
「まだできていないだけじゃないか?」
「どうせ分かってくれない」なら、
「伝え方を変えたらどうだろう?」
こうすることで、すぐに前向きになれるわけではありません。でも、少なくとも自分で可能性を閉じるのは止められます。
「どうせ」は、結論を出すには早すぎる言葉です。
「でも」「だって」で終わらせない
「でも」「だって」
この2つも、「どうせ」に次いで後ろ向きに受け取られやすい言葉です。
「でも、時間がない」
「だって、教えてもらってない」
こう言うと、できない理由は説明できます。
でも、その言葉を口にした瞬間に、自分の中で「やらない理由」が完成してしまうことがあります。
もちろん、本当に時間がないこともある。
教えてもらっていないこともある。
問題なのは、それを理由にしてそこで終わることです。
「でも時間がない」で終わるのではなく、
「じゃあ、どうすれば時間を作れる?」
「だって教えてもらってない」で終わるのではなく、
「じゃあ、誰に確認する?」
理由を言うこと自体が悪いわけではありません。
ただ、
「でも」「だって」で自分の思考まで止めないこと。
ここは意識したいと思っています。
「もう年だから」で終わらせない
年齢は変えられません。
40代なら40代です。若い頃と同じ体力でもないし、自由に使える時間も違います。
だから、「年齢なんて関係ない!」と無理に言う必要もないと思っています。
でも、「もう年だから、やらない」と決めるのも違う。
私自身、40代になってから資格の勉強もしました。
ブログも続けています。
昔やっていたことを、もう一度始めたこともあります。
「もう年だから」と思っている人には、40代から実際に新しいことを始めた経験も書いています。
年齢は変えられない。でも、
今日やるか、5年後に「あのときやっておけばよかった」と思うかは選べます。
「もう年だから」で終わるより、
「今からできることは何だろう」
と考えた方が、私は後悔が少ないと思っています。
「すみません」より「ありがとう」を使う
これは、私自身が普段から気をつけていることです。
人に何かしてもらったとき、「すみません」と言うことがありませんか。
もちろん、本当に謝るべき場面なら謝ります。
でも、相手が手伝ってくれたときや、親切にしてくれたときまで、「すみません」ばかり言う必要はないと思っています。
私は、そういうときはできるだけ、
「ありがとうございます」と言うようにしています。
「すみません、助かりました」より、
「ありがとうございます。助かりました」
と言いたい。
同じ出来事でも、「迷惑をかけた」と考えるのか、
「助けてもらった」と考えるのかで、自分の受け取り方は変わります。
謝るべきことは謝る。
感謝する場面では、ちゃんと感謝する。
こういう小さな言葉の選び方も、口ぐせを変えることの一つだと思っています。
前向きな言葉より、次につながる言葉を使う
私は、何でもポジティブに言い換えればいいとは思っていません。
疲れているのに、「元気です!」と言う必要はない。
しんどいのに、「楽しい!」と言い聞かせる必要もありません。
それでは、自分の状態まで無視してしまいます。
大事なのは、無理に前向きになることではなく、
次に何をするか考えられる言葉を使うことです。
たとえば、
「無理」ではなく、
「何があればできる?」
「時間がない」ではなく、
「どこなら時間を作れる?」
「失敗した」ではなく、
「何が悪かった?」
「面倒くさい」ではなく、
「どこまでなら今やれる?」
言葉を少し変えるだけで、考える方向が変わります。
私は、こういう言葉の使い方の方が、ただ「ポジティブになろう」と言うよりずっと現実的だと思っています。
言葉を変えるだけでは、何も変わらない
ここは勘違いしたくありません。
言葉を変えただけで、人生が勝手に変わるわけではありません。
「できる」と100回言っても、何もしなければ何も起きません。最後に必要なのは、行動です。
でも、「どうせ無理」と言っている人と、
「どうすればできる?」と考えている人では、その後の行動は変わってきます。
言葉は、行動そのものではありません。
でも、行動する前の考え方を作るものではあると思っています。
だから私は、自分が普段どんな言葉を使っているかを気にしています。
まとめ|口ぐせを変えるなら、思考が止まらない言葉を使おう
口ぐせを変えるというと、「ポジティブな言葉を使おう」という話になりがちです。
でも、私は無理に前向きになる必要はないと思っています。
大切なのは、
自分の思考を止める言葉を減らすことです。
「どうせ無理」ではなく、
「どうすればできる?」
「でも忙しい」で終わらず、
「じゃあ何ならできる?」
「もう年だから」ではなく、
「今からできることは何だろう」
人に助けてもらったなら、「すみません」ではなく、「ありがとう」と伝える。
こうやって使う言葉が変わると、自分が考える方向も少しずつ変わります。
言葉を変えれば、それだけで人生が変わるわけではありません。
でも、言葉が変われば、考え方は変えられる。
考え方が変われば、次の行動は変えられる。
その積み重ねが、結果として自分の進む方向を変えていくのだと思います。
結局、自分を変えるのも大きな決意からではなく、今日の小さな行動からだと思っています。何から始めればいいか分からない人はこちらも参考にしてください。




