【職場で悪口を聞かされる】同調しない・関わらないための対処法

職場で悪口を聞かされる 仕事の悩み・人間関係

「また誰かの悪口を聞かされるの、しんどいな。」

職場では、自分が悪口を言われていなくても、他人の悪口や陰口を延々と聞かされることがあります。

軽い愚痴なら流せても、同意を求められたり、派閥のような空気になったりすると一気に面倒です。
私も、軽い悪口から、実際に働き方を変えなければならないほどこじれた人間関係まで見てきました。

経験から言うと、基本は関わらないのが一番です。

悪口に同調しない。評価を足さない。
正義感で説教もしない。
そして仕事に影響するほど重くなったら、自分で解決しようとせず上司に渡す。

この記事では、職場で悪口を聞かされるときに巻き込まれないための返し方と、距離の取り方を実体験から紹介します。

  • 悪口には同調しない
  • 相手の評価に自分の意見を足さない
  • 話題を変えて悪口の輪から抜ける
  • 仕事に影響が出たら上司に渡す

職場で悪口を聞かされたらまず同調しない

職場で悪口を聞かされるとき、一番避けたいのは軽い気持ちで同調することです。

「分かる」「あの人そういうところあるよね」

その場ではただの相槌のつもりでも、後から「○○さんも同じこと言ってたよ」に変わることがあります。

悪口を言う側にとって、聞いてくれる人はいつの間にか「自分と同じ意見の人」になりやすいからです。

だから私は、相手の話そのものは否定しなくても、人の評価には参加しないようにしています。

話を聞くことと、悪口に同意することは別です。

自分まで誰かを評価し始めると、その瞬間から当事者になります。
職場で悪口を聞かされる側に必要なのは、正しい判定をすることではなく、まず巻き込まれないことです。

「そうなんですか」で受けて話題を変える

軽い悪口なら、私はだいたいこんな返し方をします。

「そうなんですか〜? まあ、何か理由があるのかもしれないですね〜。それより……」

ポイントは三つです。

  • 「そうなんですか」で一度受ける
  • 「何か理由があるのかも」で評価を確定しない
  • 「それより」で別の話題へ移る

相手を説教する必要はありません。
「悪口なんて言うべきじゃない」と正論で止めようとすると、今度はこちらが面倒な相手だと思われることもあります。

逆に、相手に合わせて一緒に悪口を言う必要もありません。
肯定も否定もせず、話題だけ変える。

職場で悪口を聞かされるときは、このくらいの温度で十分だと思っています。

悪口の内容を解決しようとしなくていい

悪口を聞いていると、「実際どっちが悪いんだろう」と考えたくなることがあります。

でも、自分の仕事に直接関係しないなら、その答えを出す必要はありません。

誰かが「あの人は仕事が遅い」と言っていても、本当に遅いのかもしれないし、何か事情があるのかもしれない。単に二人の相性が悪いだけかもしれません。

そこで第三者が事情も分からないまま、「確かにあの人はダメだ」と乗れば、余計に話を広げます。

悪口の内容を処理しようとせず、悪口の輪から降りる。

私はこれが一番ラクです。

同僚と合わないときも、無理に相手を好きになる必要はありません。仕事ができる距離を作る方が大切です。

長引く悪口には場そのものを切り替える

話題を変えれば終わる悪口もあれば、延々と続く悪口もあります。

職場で、同じ人の悪口を何度も何度も繰り返す人たちがいたことがあります。
そういうときは、私は途中で
「もっと楽しい話しません?」と割り込みます。

悪口の一つ一つに反論するのではなく、場そのものを切り替えるためです。

ここでも、「その人の悪口を言うのはやめてください」と相手を裁いているわけではありません。
ただ、私はその話に参加したくない。
その意思だけは出す。

職場は毎日顔を合わせる場所です。
余計な敵を作る必要はありませんが、延々と悪口を聞く役を引き受ける必要もありません。

職場の悪口が仕事に影響した実際のケース

悪口は、ただの雑談で終わらないこともあります。

以前、事務員さんたちの間で人間関係がこじれたことがありました。

AさんとBさんは仲が良く、Cさんは比較的新しく入った人でした。CさんはBさんを信用し、プライベートなことまでいろいろ話していたようです。

ところがある日、CさんはAさんとBさんが自分の悪口を言っているのを聞いてしまいました。

それからCさんは会社には来るものの、明らかに元気がなくなりました。事情を聞いて、私は間に入ることになりました。

そのとき伝えたのは、「心の中でどう思うかは自由だけど、職場でそういう話はしないように」ということです。

一度はそれで収まったように見えました。

しかし結局、その出来事がきっかけの一つとなり、Cさんは基本的に在宅で仕事をするようになりました。

すると今度は、AさんとBさんが「在宅で楽でいいわね」といった嫌味を周囲に広げ始めました。

最終的には、鉢合わせしないように出社日と在宅勤務を順番で組むことになりました。
正直、ものすごく面倒でした。

悪口を言う本人たちは数分話して終わりでも、その後始末で周囲の仕事が増えることがあります。

ここまで来ると、もう「ちょっとした愚痴」ではありません。職場の問題です。

重くなったら自分で抱えず上司に渡す

普通の社員として悪口を聞かされているなら、基本は関わらない。それでいいと思います。

ただし、次のような状態になったら話は別です。

  • 悪口が原因で誰かが出勤できなくなっている
  • 仕事の連携が取れなくなっている
  • 嫌がらせや無視に発展している
  • 周囲まで巻き込んで職場の空気が悪くなっている

この段階まで来たら、自分で仲裁しようとせず上司に伝えた方がいいです。

「誰が悪いと思います」と判定する必要はありません。

「こういう発言が続いている」「この二人が一緒に仕事をできない状態になっている」など、仕事に起きていることを伝えればいい。

人間関係の問題を、自分一人の人間関係で解決しようとしない。

他人を変えようとするより、自分が関わり方を変えた方が早いことも多いです。

管理する立場なら感情ではなく仕事を見る

人脈

管理する立場になると、「関わらない」だけでは済まないことがあります。

それでも、誰が好きか嫌いかを裁く必要はありません。
AさんがCさんを嫌いでも、心の中まで変えさせることはできません。逆も同じです。

管理する側が見るべきなのは、
その言動が仕事に影響しているかです。

仕事中に悪口を広げる。連携を拒む。
嫌味によって相手が働けない。周囲まで巻き込む。

そこまで来たら、「仲良くしてください」ではなく、会社で働くうえで必要な行動を求めます。

先ほどのケースでも、私が言いたかったのは「Cさんを好きになってください」ではありません。

好き嫌いは自由。
でも、それを職場に持ち込んで仕事を壊すのは違う。

管理側としては、この線を引くことが大切だと思っています。

まとめ|悪口の輪から静かに降りればいい

職場で悪口を聞かされると、どう返せば角が立たないか悩むことがあります。

でも、わざわざ相手を説得したり、誰が正しいかを決めたりする必要はありません。

  • 軽い悪口には同調しない
  • 「何か理由があるのかも」で評価を足さない
  • 「それより」で話題を変える
  • 長引くなら「もっと楽しい話しません?」で場を切る
  • 仕事に実害が出たら上司に渡す

悪口を聞かされたとき、一番大切なのは、その輪の一員にならないことです。
聞いたからといって、あなたまで誰かを嫌う必要はありません。問題を解決する責任もありません。

関わらない。評価しない。必要なら距離を取る。

そして、悪口が仕事を壊すところまで来たら、それは個人の雑談ではなく会社の問題です。上司や管理する側に渡せばいい。

職場の人間関係は、全部に参加しなくていい。
私はそう思っています。