【職場】部下が言うことを聞かないときの対処法4選

仕事術

「何度言っても同じ失敗をする。」
「言われたことをやらない。」
「自己流ばかりで話を聞かない。」

部下や後輩を教える立場になると、こんな悩みを抱えることがあります。

私も建設業で20年以上働き、多くの新人や後輩を教えてきました。
その中で感じたのは、
部下は全員同じ育て方では育たない、ということです。

だから私は、相手に合わせて教え方を変えるようになりました。 

部下への対処法① 言葉だけで伝わらないなら、見せる 

作業を見せる

何度説明しても、自己流を続ける部下がいます。
そんなとき、私は同じ説明を繰り返しません。
実際にやって見せます。

以前、ある新人に
「このやり方の方が早い。」と教えました。

でも、なかなか納得してくれません。
そこで、お互いに同じ作業をして時間を測りました。

結果は、私が3分。新人が5分。

その新人は言いました。
「2分しか変わらないじゃないですか。」

そこで私は、すぐにこう聞きました。
「この作業、今日50回やるよね。何時間違う?」

新人は少し考えて、
「めっちゃ違いますね」と納得してくれました。 

仕事は、一回だけなら小さな差かもしれません。
でも、その積み重ねが、一日、一か月、一年では大きな差になります。

人は、言葉だけでは納得できないことがあります。
だから私は、
感覚ではなく、数字で伝える。

それが一番伝わることも多いと思っています。

部下への対処法② 失敗させる勇気を持つ

危ない橋を渡る
  • 言葉で説明する。
  • 実際にやって見せる。
  • 時間や仕上がりの違いも見せる。

それでも納得しない人がいます。

そんなとき、私は取り返しのつく失敗なら、あえて止めません。

もちろん、

  • ケガをする。
  • 大きな損害が出る。
  • 取り返しがつかない。

そんな失敗は止めます。

でも、

  • やり直しになる。
  • 少し恥をかく。
  • 時間を無駄にする。

その程度なら、一度経験してもらいます。
人は、人から教えられたことより、
自分で経験したことの方が忘れません。

だから私は、失敗をゼロにすることより、
成長につながる失敗を見極めることを大切にしています。

型を身につけることの大切さは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

部下への対処法③ 勤務態度の問題は一人で抱え込まない

スケジュール管理

仕事が遅い。覚えが悪い。
これは経験で改善することがあります。

でも、

  • 挨拶をしない。
  • 遅刻を繰り返す。
  • 無断欠勤をする。

これは仕事の能力ではなく、勤務態度の問題です。

私は、何度か注意しても改善しない場合は、自分だけで抱え込みません。
早い段階で上司や経営陣へ共有します。

そして、それでも改善しない人は、
「きっと変わってくれる。」とは考えません。

  • その人が急に休んでも現場が回るようにする。
  • 重要な仕事を一人へ任せすぎない。
  • 代わりに動ける人を育てる。

最悪のケースを想定して準備する。

これも管理する立場の仕事だと思っています。

部下への対処法④ 時間を使う相手を見極める 

相手を見極める

勤務態度だけでなく、教え方を変えても成長しない人もいます。

そんなときは、教え方ではなく、
時間の使い方を考えるようになりました。

私は10年以上前、8人の新人をまとめて教えました。
今も残っているのは、一人だけです。
その人は一番器用だったわけではありません。
体力もなく、仕事中に倒れたこともありました。
周りから笑われることもありました。

それでも辞めませんでした。

  • 教えたことを素直にやる。
  • 分からなければ聞く。
  • 少しずつできることを増やしていく。

そんな人でした。

一方で、器用でも、

  • 教えても自己流を続ける。
  • 注意すると言い訳をする。
  • 同じ失敗を何度も繰り返す。

そんな人たちは辞めていきました。

そこで私は考え方を変えました。
最初は全員に同じように教えます。

でも、その後は違います。

学ぼうとする人には、時間を惜しまない。

学ぶ気のない人には、必要以上に時間を使わない。

教える時間にも限りがあります。

だからこそ、その時間を誰に使うかも、教える側には大切な判断だと思っています。

教える側の話を書きましたが、残念ながら世の中には仕事を教えてくれない人もいます。そんな環境で悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてください。

【仕事を教えてもらえない】本当にあります。でも、その後が人生を分けます 
「仕事を教えてもらえない」は本当にあります。職人時代や事務職で見た実体験をもとに、教えない職場の現実と、その環境でも成長する人の共通点を解説します。暇な時間の使い方が、数年後の大きな差につながります。

まとめ

部下が言うことを聞かないときは、

チェック
  • 言葉だけで伝わらないなら、実際に見せる
  • それでもダメなら、小さな失敗を経験させる
  • 勤務態度の問題は一人で抱え込まず、最悪を想定して備える 
  • 時間を使う相手を見極める

この四つを意識してみてください。

部下を育てることは大切です。
でも、一人だけに時間を使い続けることが正解とは限りません。

教える時間にも限りがあります。

だから私は、

成長しようとする人には全力で教える。

学ぶ気のない人には必要以上に時間を使わない。

それが、結果として本人にも、周りにも、組織にも良い教育につながると考えています。

人を変えようとするより、
自分の教え方や接し方を変える方が早い。

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