「仕事の話ならできる。でも、雑談になると何を話せばいいか分からない。」
休憩時間の雑談。
仕事が始まるまでの数分。
エレベーターや移動中の何でもない会話。
雑談が得意な人には何でもない時間でも、苦手な人にとっては意外と疲れます。
「何か話さなきゃ」
「黙っていたら感じが悪いと思われるかな」
そう考えるほど、余計に何を話せばいいか分からなくなることもあります。
私は、職場で無理に雑談上手になる必要はないと思っています。
仕事仲間は友達ではありません。
ただ、雑談が苦手だからといって、挨拶もしない、話しかけられても反応しないとなると、仕事上の関係まで作りにくくなります。
大切なのは、全員と仲良くなることではありません。
感じよく仕事ができる距離を作ること。
この記事では、職場の雑談が苦手な人が、無理をせず周囲とうまく付き合う方法を考えます。
職場の雑談が苦手でも無理に盛り上げなくていい
雑談が苦手だからといって、コミュニケーション能力がないとは限りません。
仕事に必要な報告や確認、相談ができているなら、雑談まで得意である必要はないと思います。
雑談は上手なのに、必要な報告をしない人もいます。
逆に、雑談は苦手でも、仕事に必要なことはきちんと伝えられる人もいます。
職場で大切なのは、雑談が上手なことではなく、
仕事に必要なコミュニケーションが取れることです。
だから、
「休憩時間は一人で過ごしたい」
「仕事以外の話はあまりしたくない」
と思うこと自体は悪くありません。
ただし、「雑談したくないから誰とも話さない」
は別です。
挨拶されても返さない。
必要な声かけまで避ける。
そこまでいけば、仕事にも影響します。
仕事仲間と無理に仲良くなる必要はない。
でも、良い仕事ができる関係は作った方がいい。
そこは分けて考えたいところです。
同僚との距離感については、こちらの記事でも書いています。
また、雑談ではなく仕事上の伝え方に悩んでいる場合は、こちらの記事も参考にしてください。
最低限は「挨拶+短い返し」で十分
雑談が苦手なら、無理に会話を盛り上げようとしなくていいです。
挨拶する。
話しかけられたら短く返す。
これだけでも十分です。
- 「おはようございます」
- 「そうなんですね」
- 「それは大変でしたね」
- 「ありがとうございます」
このくらいでいい。
たとえば、
「昨日、電車が止まって大変だったんですよ」
と言われても、
「それは大変でしたね」で終わって構いません。
相手の話を何個も質問して広げる必要はありません。
雑談というと、「何か面白いことを言わなきゃ」「会話を続けなきゃ」と思う人もいるかもしれません。
でも、私は職場の雑談を、面白い話をすることではなく、敵意がないことを伝えるもの、くらいに考えてもいいと思っています。
話しかけられたら普通に返す。
それだけでも、「話しかけても大丈夫な人」という関係は作れます。
自分から話すなら共通の話題を使う
「自分からも少し話した方がいいのかな」
と思うなら、無理にプライベートを話す必要はありません。
何を話せばいいか分からないときは、その場にいる人が共有している話題を使えばいいです。
たとえば、仕事。天気。昼食。通勤。季節。会社の近くの店。その日の出来事。
- 「今日、道路混んでましたね」
- 「この辺で昼を食べるなら、どこが早いですか?」
- 「昨日の○○の作業、大変でしたね」
そのくらいで十分です。
雑談が苦手な人ほど、
「何か話題を考えなきゃ」と思いがちですが、特別な話題はいりません。
その場で共有しているものを一つ拾う。
それだけで会話になります。
話したくないことは話さなくていい
職場の雑談では、家族や恋愛、お金、休日など、プライベートな話になることもあります。
でも、答えたくないことまで答える必要はありません。
「休みの日、何してたんですか?」と聞かれたら、
「特に何もしてないですよ」でもいい。
「最近どうですか?」なら、
「まあ、普通です」でもいい。
そこから別の話題に変えてしまって構いません。
職場で一度話したことは、誰まで伝わるか分かりません。
自分では、「この人にだけ話した」つもりでも、いつの間にか他の人が知っていることもあります。
だから私は、相手との距離によって話す内容を変えていいと思っています。
職場の人全員に、自分のことを知ってもらう必要はありません。
仕事だけの関係なら仕事の話まで。
少し親しい人なら、もう少し話す。
それくらいの距離感でいいと思います。
雑談を避けるより「短く終わる」を覚える
雑談が苦手だと、会話そのものを避けたくなることがあります。
- 誰とも目を合わせない。
- 常にスマホを見る。
- 誰かが来たらその場を離れる。
でも、毎回そうしていると、
「この人には話しかけない方がいいのかな」
と思われてしまうかもしれません。
そうなると、仕事上の確認や声かけまでしづらくなります。
だから、雑談を全部避けるより、
短く終わる方法を持っておく方が楽です。
たとえば、
- 「そうなんですね。じゃあ、そろそろ戻ります」
- 「ありがとうございます。ちょっとこれ終わらせてきます」
- 「またあとでお願いします」
これなら、相手を無視せず自然に会話を終えられます。
一度雑談が始まったからといって、ずっと付き合う必要はありません。
少し話して、区切る。それで十分です。
まとめ|職場の雑談は無理に得意にならなくていい
職場の雑談が苦手でも、無理に話し上手になる必要はありません。
挨拶する。
話しかけられたら短く返す。
自分から話すなら、仕事や天気などの共通話題を使う。
話したくないことは無理に話さない。
長くなりそうなら、自然に切り上げる。
それくらいで十分です。
職場で必要なのは、全員と仲良くなることではありません。
かといって、誰とも話さなくていいわけでもない。
大切なのは、
感じよく仕事ができる距離を作ること。
雑談が得意でなくても、その距離は作れます。
挨拶して、必要なときに話せて、仕事がきちんと回る。
職場なら、それで十分だと思います。


