「仕事のやりがいって何ですか?」
給料。評価。昇進。
そう答える人は多いと思います。
でも私は、やりがいとは「できた」という感覚だと思っています。
昨日できなかったことが、今日できるようになった。
その小さな積み重ねこそが、仕事の楽しさであり、人生の楽しさなのではないでしょうか。
やりがいとは「できた」という感覚である

私は、やりがいとは「できた」という感覚だと思っています。
例えば、
- 昨日できなかったことが、今日できるようになった。
- 分からなかったことが、分かるようになった。
- 時間がかかっていた仕事が、少し早く終わるようになった。
- 初めて一人で任せてもらえた。
どれも小さな変化です。
でも、その瞬間に人は喜びを感じます。
反対に、毎日同じことを繰り返すだけでは、どれだけ評価されても「やらされている」と感じてしまうことがあります。
もちろん、給料や評価、昇進は嬉しいものです。
しかし、それらはやりがいの正体ではありません。
私が思うやりがいは、
昨日の自分より、少しできるようになった。
その実感です。
子どもは「できた」が嬉しいことを知っている

子どもを見ていると、「やりがい」の正体がよく分かります。
初めて自転車に乗れた日。
逆上がりができた日。
難しい漢字を書けた日。
子どもは「できた!」と、とても嬉しそうな顔をします。
そこには給料も、評価も、昇進もありません。
あるのは、
昨日の自分にはできなかったことが、今日はできた。
という喜びだけです。
私は、この感覚は大人になっても変わらないと思っています。
仕事でも、勉強でも、趣味でも、新しいことができるようになった瞬間は嬉しいものです。
💡 「できた!」という喜びに、年齢は関係ありません。
つまり、子どもの頃に感じていた「できた!」という喜びは、大人になった今も、私たちのやりがいの原点なのです。
成果は「成長した証拠」にすぎない

成果が出ると、誰でも嬉しいものです。
試験に合格した。
営業で目標を達成した。
ブログの記事が多く読まれた。
こうした成果は、自信にもつながります。
でも、少し考えてみてください。
私たちは、本当に成果そのものが嬉しいのでしょうか。
もし努力をせず、偶然だけで同じ結果を手にしたとしたら、嬉しさは少し違うはずです。
嬉しいのは、「自分が成長した」と実感できるからではないでしょうか。
つまり、成果はゴールではありません。
売上が上がったから嬉しいのではありません。
売上を上げられる自分に成長できたことが嬉しいのです。
成果は、成長したことを教えてくれる通知のようなものです。
だから、成果だけを追いかけると苦しくなります。
一方で、「昨日より少しできるようになった」という成長に目を向けると、成果が出る前から仕事を楽しめるようになります。
仕事が作業になる理由

仕事を始めたばかりの頃は、毎日が新鮮です。
分からないことばかりで、失敗も多い。
でも、一つひとつできることが増えていくので、
成長を実感できます。
だから、大変でも楽しい。
ところが、仕事に慣れてくると状況が変わります。
やり方を覚え、考えなくてもできるようになる。
すると、「できた」という感覚は少なくなり、仕事は少しずつ作業になっていきます。
仕事が変わったのではありません。
「できた」を感じる機会が減っただけなのです。
一流は仕事をゲームにしている

同じ仕事を何年も続けているのに、楽しそうな人がいます。
一方で、数年で「仕事がつまらない」と感じる人もいます。
この違いは、仕事の内容ではありません。
楽しみ方です。
一流と呼ばれる人ほど、自分で新しい課題を作っています。
例えば、
- 昨日より少し早く終わらせてみる。
- 今までとは違うやり方を試してみる。
- 相手にもっと分かりやすく伝えてみる。
- 一つ上のレベルを目指してみる。
誰かに言われたわけではありません。
自分でルールを決め、自分で挑戦しています。
ゲームが面白いのも同じです。
レベルが上がる。
新しい技を覚える。
昨日は倒せなかった敵を倒せるようになる。
だから、夢中になります。
仕事も、本質は変わりません。
「できた」を増やせる人ほど、仕事は面白くなります。
仕事は変えられなくても、ゲームのルールは自分で作れます。
まとめ
私は、子どもが夢中で遊ぶ理由は、「できた」があるからだと思っています。
そして、大人も本当は変わりません。
仕事でも、勉強でも、趣味でも。
昨日の自分にはできなかったことが、今日できるようになる。
その瞬間、人は嬉しくなります。
だから私は、やりがいとは「結果」ではなく、
「できた」という実感なのだと思っています。
もし最近、仕事がつまらないと感じているなら、仕事を変える前に一つだけ試してみてください。
自分で課題を作り、それをクリアしてみること。
やりがいは、仕事の中にあるものではありません。
昨日の自分より少し成長したとき、人は自分の中にやりがいを見つけるのです。


