「成功している人は、普段どんなことをしているんだろう。」
成功したいと思えば、結果を出している人の習慣を知りたくなることがあります。
早起き、読書、運動、食事、時間管理。
私も、成功者の習慣を知るのは好きです。
実際に真似してみて、そのまま自分の習慣になったものもあります。
ただ、成功者と同じ生活をすれば成功できるわけではありません。
大切なのは、
「この人はなぜ、この習慣を続けているんだろう?」と考えること。
この記事では、有名な成功者が実際に続けている、あるいは続けていた習慣を7つ紹介します。
気になるものがあれば、そのまま信じるのではなく、一度試してみてください。
合えば残す続ける。合わなければやめる。
それくらいでいいと思います。
成功者の習慣①スティーブ・ジョブズは服を固定した
Apple創業者のスティーブ・ジョブズといえば、
黒いタートルネック、ジーンズ、スニーカー。
この姿を思い浮かべる人も多いでしょう。
ジョブズは、黒いタートルネックを大量に所有し、自分の「制服」のように着ていました。
私も、これに近い習慣を取り入れています。
仕事着は、ほぼいつも同じです。
もちろん毎日まったく同じ服を着ているわけではありません。同じ種類の服を何着か用意して、それを着る。
これが私にはものすごく合いました。
朝から、「今日、何着よう。」と考えなくていいからです。それだけではありません。
服を買う時間もかなり短くなりました。
仕事着を買うときも、基本的には同じようなものを選べばいい。店で何着も見比べたり、組み合わせを考えたりする必要がありません。
毎朝の時間だけではなく、買い物に使う時間や考えることまで減りました。
服を選ぶのが好きな人なら、こんな生活はつまらないかもしれません。
でも私はそうではありません。
だから、自分にとって重要ではない選択を減らせるこの習慣は、かなり合いました。
ジョブズが服を固定していた理由と、私が仕事着を固定している理由が完全に同じとは限りません。
でも、実際に真似してみたら、自分には便利だった。
成功者の習慣は、こういう使い方でいいと思っています。
成功者の習慣②イチローは食事をある程度固定した
イチロー選手の習慣として有名なのが、「毎朝カレーを食べていた」という話です。
ただし、ここは少し注意が必要です。本人によると、365日毎朝カレーを食べていたわけではありません。
マリナーズ時代、ホームゲームがある日の朝に食べていた時期があり、年間最大81日ほど。それも2年くらいだったそうです。
その後は、うどんや素麺を食べていた時期もあり、現在はトーストとコーンスープだと本人が話しています。
それでも、決まった食事を繰り返す時期があったという点は面白い。
実は私も、朝ごはんをほぼ同じにしています。
これも仕事着と同じで、「今日の朝ごはん、何にしよう。」と考えなくていい。
私にとって朝食は、毎日違うものを楽しみたい時間ではありません。
だったら固定してしまった方がラクでした。
もちろん、「朝ごはんが一日の楽しみ!」という人まで同じものを食べる必要はありません。
イチローがカレーを食べていたからカレーを食べる、ではないんです。
自分にとって、毎回考えなくても困らないものがあるなら、固定してみる。
私は、この考え方だけ取り入れました。
成功者の習慣③大谷翔平は睡眠を優先する
成功者というと、「寝る時間を削って努力している。」
というイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも、大谷選手はむしろ逆です。
本人は、シーズンを通して良い状態を保つために、
「一番大事に考えているのは寝ること」と話しています。
日程によっては10時間から12時間ほど寝ることもあるそうです。これは、単に長く寝れば成功できるという話ではありません。
大谷選手の場合は、
最高の状態で野球をするために睡眠を優先している。
ここが重要だと思います。
仕事でも勉強でも、睡眠時間を削り、疲れた頭で何時間も頑張る。
それを努力だと思ってしまうことがあります。
もちろん、どうしても頑張らなければいけない時期はあります。でも、それをずっと続けるのは難しい。
長く結果を出したいなら、
頑張る時間だけではなく、回復する時間も必要です。
成功者の習慣④稲盛和夫は一日を振り返った
京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫氏は、
「反省のある毎日を送る」ことを大切にしていました。
一日の終わりに、自分の行動や発言はどうだったか。
間違ったことはなかったか。
改善できることはなかったか。
そうやって振り返る習慣を持つことを説いています。
私は、この「反省」は、ただ落ち込むことではないと思っています。
仕事でミスをした。
予定どおりできなかった。
判断を間違えた。
そこで、「自分はダメだ。」で終わっても、何も変わりません。
それより、「じゃあ、次はどうする?」まで考える。
こっちの方が大事です。
昨日と同じことをただ繰り返すのではなく、昨日より少しやり方を変える。
そういう振り返りなら、毎日の小さな改善につながります。
成功者の習慣⑤ウォーレン・バフェットは大量に読む
世界的な投資家ウォーレン・バフェットは、多くの情報を読むことで知られています。
本人もバークシャー・ハサウェイの株主総会で、企業の年次報告書などを大量に読み、毎年何百もの報告書を読むと話しています。
ここで、「成功したければ毎日本を○冊読もう。」
と考える必要はないと思います。
バフェットが読んでいるのは、投資を判断するために必要な情報です。
つまり大切なのは、読書そのものではなく、自分に必要な知識を取り入れ続けること。
- 仕事で分からないことを調べる。
- 資格の勉強をする。
- 専門書を読む。
- 詳しい人の話を聞く。
方法は何でもいい。
「成功者は読書をするらしいから、とりあえず本を読む」より、今の自分に何を学ぶ必要があるのかを考える方が、ずっと実用的です。
社会人になってから何を学べばいいか迷っている人は、こちらも参考にしてください。
成功者の習慣⑥ビル・ゲイツは考える時間を確保した
Microsoft創業者のビル・ゲイツには、
「Think Week(シンク・ウィーク)」と呼ばれる習慣がありました。
MicrosoftのCEOだった1990年代、年に一度、7日間ほど一人で過ごし、本や技術資料を読みながら、考え、書く時間を作っていたと本人が振り返っています。
その間はメールも確認しなかったそうです。
もちろん、普通に働いている人が、
「来週一週間、一人で山小屋にこもります。」なんて簡単にはできません。
でも、取り入れられる部分はあります。
たとえば、30分だけ仕事を止めて考える。
スマホを置いて考える。
来月何をするか整理する。
今のやり方でいいのか考える。
忙しいと、
目の前の仕事を処理するだけで一日が終わります。
だからこそ、あえて考える時間を取る。
一週間は無理でも、30分ならできるかもしれません。
時間を作る方法については、こちらの記事でも詳しく書いています。
成功者の習慣⑦リチャード・ブランソンは何でも書き出す
Virgin Group創業者のリチャード・ブランソンは、
昔から大量のリストを作ると本人が書いています。
- 連絡する人。
- 思いついたアイデア。
- 立ち上げたい会社。
- 今後の計画。
- 毎日やる小さなタスク。
そして、いつもノートを持ち歩くことも勧めています。
これは仕事でもかなり使いやすい習慣です。
人間は、「あとでやろう」と思ったことを普通に忘れます。
良いアイデアも同じです。
頭の中だけに置いておくより、書く。メモする。
一覧にする。そして終わったものを消す。
特別なアプリを使わなくてもいい。
紙でもスマホでもExcelでもいい。
頭の中だけで管理しない。
これだけでも仕事はかなり整理しやすくなります。
成功者の習慣には共通の正解がない
ここまで7つ紹介しました。
並べてみると、結構バラバラですよね。
- ジョブズは服を固定する。
- イチローは決まった食事を繰り返していた時期がある。
- 大谷翔平は睡眠を大事にする。
- 稲盛和夫は一日を振り返る。
- バフェットは大量に読む。
- ビル・ゲイツは考える時間を作る。
- リチャード・ブランソンは何でも書き出す。
つまり、
「成功者は全員これをやっている」という万能な習慣なんてありません。
それぞれ、自分の仕事。自分の性格。自分の目的。
自分の生活。それに合う方法を続けています。
ここを忘れて、「成功者がやっているなら全部やろう。」となると、たぶん続きません。
成功者の習慣はまず試してみればいい
私は、成功者の習慣を真似すること自体は悪くないと思っています。
むしろ、
自分では思いつかなかった方法を知る良い機会です。
実際、私は、
- 朝ごはんを固定する
- 仕事着を毎日同じにする
この二つを取り入れて、今でも続いています。
私には、ばっちり合いました。
余計なことを考えなくてよくなったからです。
でも、他の人にも合うとは限りません。
だったら、やってみればいい。
一週間でもいい。30日でもいい。
やってみて、ラクになった。
仕事が進むようになった。続けたい。
そう思えば残す。
逆に、面倒。楽しくない。自分には意味がない。
と思えばやめる。
成功者の習慣だからといって、無理して続ける必要はありません。
試す期間を決めたい人は、30日チャレンジにしてみるのも一つです。
習慣を見るなら「何をしているか」より理由を見る
成功者の習慣を知ったとき、
「自分も同じことをやろう。」で終わらせるのは少しもったいない。
もう一つ考えてみてください。
「この人は、何のためにこれをやっているんだろう?」
大谷翔平選手なら、寝ること自体が目的ではありません。最高の状態で野球をするためです。
バフェットも、大量に読むこと自体が目的ではありません。投資判断に必要な情報を得るためです。
ビル・ゲイツも、山小屋にこもることが重要なのではありません。日常の仕事から離れて考える時間を確保しています。
だったら、その目的を自分の生活に置き換えればいい。
同じ行動を完全にコピーする必要はありません。
考え方だけ借りることもできます。
まとめ|成功者の習慣は自分に合うものだけ残せばいい
成功者の習慣には、参考になるものがたくさんあります。
今回紹介したのは、
- スティーブ・ジョブズ:服を固定する
- イチロー:決まった食事を繰り返していた
- 大谷翔平:睡眠を優先する
- 稲盛和夫:一日を振り返る
- ウォーレン・バフェット:必要な情報を大量に読む
- ビル・ゲイツ:考える時間を確保する
- リチャード・ブランソン:アイデアやタスクを書き出す
という7つです。
でも、黒いタートルネックを着てもスティーブ・ジョブズにはなりません。
毎朝カレーを食べてもイチローにはなれません。
見るべきなのは、その習慣の表面ではなく、
なぜその人が続けているのか。
そこに自分にも使えそうなものがあったら、試してみる。
合えば続ける。合わなければやめる。
そうやって残ったものが、最終的には自分自身の習慣になっていくのだと思います。




